2022年11月25日(金)オープン
煮込み時間半世紀以上。伝説の「呼び戻し」スープ
昭和28年創業、半世紀以上継ぎ足されてきた旨味と深いコク、伝説の「呼び戻し」スープが味わえる久留米の老舗。そのスープには、創業以来の職人たちの想いが詰まっています。 2014年7月、「ミシュランガイド福岡・佐賀2014 特別版」において、大砲ラーメンは2店舗(本店・長門石店)ビブグルマン受賞という快挙を達成。伝説の「呼び戻し」スープは、世界からも認められることとなりました。
①スープ
大砲ラーメンのとんこつスープは他の食材を一切使用せず、豚骨だけを用いています。この豚骨を強火で濁らせながら、創業以来、継ぎ足し仕込み《通称:呼び戻し》で半世紀以上もの期間、骨の髄までひたすら炊き続けたものです。調味料は、味噌・醤油に頼らずに"塩"が基本になっているのも特徴のひとつです。
②麺
国産小麦を独自にブレンドした大砲ラーメン専用粉を使用。スープとの絡みを考え、低加水(麺に加える水の量)のストレート中細麺で、コシと滑らかさがあります。
③具材
久留米ラーメンの特徴と言われながら姿を消してしまったのが通称「カリカリ」で、手作りのラードから生まれる豚脂の揚玉です。昔ラーメンのみに入っている具材です。
細ストレートとんこつ
この店舗のお知らせ
お知らせはありません。
本店紹介
大砲ラーメン
住所:福岡県久留米市通外町11-8
TEL:0942-33-6695
https://www.taiho.net/
店主紹介
大砲ラーメンの歴史は戦後の復興期となる昭和28年、初代 香月昇(かつきのぼる)氏が久留米の明治通り沿いに屋台を開業したことに始まります。屋号の「大砲ラーメン」は昇氏が「家を飛び出したら最後、二度と戻らない鉄砲玉のような人」だったことにちなみ、鉄砲では小さい、でっかく大砲にと命名されました。
初日の売り上げはわずか18杯。初代は前日の売り上げを手に、熊本まで良質の豚骨を買い付けに出かけながら「とにかくいいスープを作りたい!」と毎日このことばかり考えていたようです。
その一念で誕生したのが大砲ラーメンの代名詞となる「呼び戻し」※スープです。
※ 「呼び戻し」は(株)大砲の登録商標です。
その一方、二代目 香月均史(ひとし)氏は当時、家業を継ぐ意思がなく、グラフィックデザイナーと音楽活動という夢をに向かって突き進んでいました。しかし、昭和51年、先代夫婦が突然同時に倒れ、均史氏は家業を継ぐことを決意したのです。