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出店期間:2024年8月1日(木)~ 1年間
太麺と細麺を同時に味わう“ミックス麺”
とんこつの聖地・福岡において、味噌ラーメン専門店で老若男女を魅了。
味噌ソムリエの店主が作るラーメンは、5種類の火入れしていない“生味噌”をブレンド。
スープの熱で麹が変化し、最後まで飽きずに食べられる設計。スープは鶏と豚と香味野菜の白湯スープと鰹・煮干し・昆布等の和だしをブレンドしたWスープ。麺は地元「ミナミノカオリ」100%を使用。
平打ちの太麺、縮れの細麺を合盛りした“ミックス麺”。替玉で太・細をそれぞれ堪能するのもよし。クルトン風のガーリックオイルで揚げた高野豆腐がアクセントに。
① スープ
味噌ソムリエである島津氏がラーメン登龍門で使用した味噌は、福岡・長崎・信州・仙台・北海道の5種類をブレンドしたもの。福岡ということもあり、麦味噌が主体ですが、白も赤も、豆味噌の風味も生かし、火入れをしない”生味噌”が特徴です。そのブレンドした味噌に和だしや九州産醤油、香味野菜などを合わせて寝かせます。
スープは福岡らしく、豚骨主体の白湯に和だしをブレンドしたWスープ。
豚骨を主体とし親鳥や香味野菜を加え、白濁させた白湯スープと、羅臼昆布、鰹の厚削り、椎茸、煮干し等からとった和だしを別々にとり、営業直前にブレンドします。コンセプトに合わせ幅広いお客様に、毎日でも食べたくなるスープを目指したとのことです。
② 麺
麺は様々な国産小麦を試した中、地産地消を考え福岡県産の「ミナミノチカラ」100%で勝負。加水(麺に加える水の量)35%の多加水麺と福岡に馴染みのない新しい麺を目指しました。
「博多文福」最大のポイントは太麺と細麺をミックスして提供するという点です。
麺の生地自体は同じですが、太麺(切刃10番)は平打ちの形状、細麺(切刃24番)はちぢれの形状と、太さも食感も大きく異なる2種類の麺を1度で味わい愉しめます。
ラーメン登龍門の決勝戦では「麺の食感はつるみがあって良かったですし甘味も感じました(飯田 将太様)」「麺の食感、長さ、茹で加減文句なしです!(井上 こん様)」
「同じ麺帯ながらも食感・風味がかなり変わりどちらも良い(前島 司様)」「太麺も細麺も食感良く、スープも良く絡んで美味しい(海老名 東人様)」など、多くの審査員がこの麺を評価していました。
島津氏によると「太麺・細麺では茹で時間が異なるため、全てのオペレーションをミックス麺で行うのは大変ではありますが、評価をいただいたのと、是非皆さんに食べていただきたいという想いがありますので、頑張ります!」とのことです。
③ 具材
国産豚の肩ロース、モモ肉の2種チャーシューを1枚ずつ。キクラゲ、和だしで炊いた太メンマ、青ネギ、そしてクルトン替わりにガーリックオイルで揚げた高野豆腐がアクセントになっています。
チャーシューの厚みや、各食材は食感を楽しむチョイスにしており、福岡の味噌ラーメンや博多ラーメンと差別化した具材にしています。
ミックス(太・細)味噌
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本店紹介
博多文福
住所:福岡県春日市須玖北9-62
店主紹介
店主・島津智明氏は1980年福岡生まれ。
1998年、専門学校時代に「一風堂」大宰府インター店でアルバイトを始め、志高い人々に影響を受け、2000年に「一風堂(力の源カンパニー)」入社。同年、「一風堂」西通り店の立ち上げのタイミングで社員となる。
2002年「一風堂」五反田店の店長として赴任。2005年には関東のエリアマネージャーに就任。そして2008年「IPPUDO NY」の立ち上げにOperation Managerとして参画。以後7年半は海外にて「一風堂」北米エリアの責任者として韓国、香港、オーストラリア、イギリスの新規参入国の立ち上げに携わる。
7年半の海外生活を経て、国内の「一風堂」営業本部長や取締役を歴任。
2021年5月、アルバイト期間を含め22年間働いた「一風堂」を卒業し、2021年12月、福岡県春日市に「博多文福」を開業する。
ラーメン登龍門出場への想い
島津氏「私は20数年間、一風堂、そしてラーメンに携わってきました。独立する際に、地元福岡で開業すること、そして5年以内に海外へ日本の食文化を届け、人モノの交流を作るという目標を掲げておりました。
そして、とんこつラーメンが福岡のご当地ラーメンとして、地元の人に愛されるように、私は福岡・博多で新しいご当地味噌ラーメンを作りたいという想いがありました。
地産地消を考えたときに、今回のラーメン登龍門のテーマが”味噌”と”国産小麦”でしたので、この大会をきっかけに1つの形を表現したいと思い、応募致しました」
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