数々の記録を叩き出したレジェンドがラー博に復活
昭和28年創業。まろやかな口あたりでコクのある豚骨醤油ラーメンは「井出系」と呼ばれ、その味は多くの和歌山ラーメン店に受け継がれています。
同店は、1998年のラー博出店時、一度も行列が途切れることなく約8ヶ月の期間を終了するという伝説を残し、その他にも最大待ち時間210分、1日平均杯数893杯など、今もなお塗り替えられる事のない数々のラー博記録を叩き出したレジェンド店です。
①スープ
とんこつ(げんこつ)を長時間炊き、1番スープ、2番スープ、3番スープをブレンド。骨の髄からゼラチンが溶け出し、スープと脂をトロリと乳化させます。このため醤油味がうまくマスキングされてまろやかな口あたりとなります。
②麺
ストレートの細麺。かん水控えめで滑らかな麺。本店同様に福助製麵の麺を和歌山から直送。
③具材
バラチャーシュー、メンマ、ネギ、そしてかまぼことシンプルな構成。 和歌山ラーメンはナルトの代わりに梅の花のかまぼこを使用。梅は和歌山の名産であり県花にも指定されています。
中ストレートとんこつ醤油
この店舗のお知らせ
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本店紹介
和歌山中華そば 井出商店
住所:和歌山県和歌山市田中町4-84
TEL:073-424-1689
https://ideshoten.stores.jp/
店主紹介
復員後亡くなったご主人に代わり家計を切り盛りしていた創業者 井出つや子さんは、昭和28年7月見よう見まねで覚えた中華そばを屋台で売り始めました。昼間は家業である氷の卸、夜は中華そばの屋台という働きづめの生活で3人の子供を養ったといいます。
当初は屋号もなく営業していましたが、昭和43年8月に店舗を構え、氷の卸商で掲げていた屋号「井出商店」を採用し、その2年後の昭和45年に現店主 井出紀生さんが働き始めました。
創業当時は和歌山中華そばの源流とも言える澄んだ醤油味のスープでしたが、炊き込むうちにスープが濁ってしまいました。その偶然濁ってしまったマイルドなトンコツ醤油味が「井出系」のルーツとなりました。