出店期間:2023年7月20日(木)~ 10月22日(日)
胃袋をわしづかみにする“伝説のダブルスープ”
1980年創業。それまでのラーメン店の常識を変え、数々の有名ラーメン店がお手本にした「げんこつ屋」2007年に幕を閉じるも、亡き父の想いを二代目が継ぎ、16年ぶりに復活。
鶏・豚・香味野菜をじっくりと時間をかけて炊き上げた白湯スープに、げんこつ屋の代名詞”マグロ節”と利尻昆布からとった和風だしをブレンドしたWスープ。もちもちの多加水麺と最高のハーモニーを奏でます。
① スープ
鶏・豚・香味野菜をじっくりと時間をかけて白濁させた創業以来の白湯スープに、げんこつ屋の代名詞"マグロ節"と利尻昆布からとった和風スープをブレンド。創業者・関川清氏が研究に研究を重ねて編み出した料理としてのスープです。そして、脂は時代と共に量を減らしましたが、今回は94年当時と同じように、スープに蓋をするくらいの量を使用します。
② 麺
かんすい少なめの多加水(麺に加える水の量が多い)麺。ソフトでもちもちとした食感でコシのある麺はスープと絡んだ時、最高のハーモニーを奏でます。
③ 具材
シンプルではありますが、一番気にかけているのはチャーシュー。
やはりラーメンの具材の王道はチャーシューであり、豚の選定から調理方法、そしてフレッシュさを大事にしています。
中ストレートとんこつ醤油
この店舗のお知らせ
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本店紹介
二代目げんこつ屋 成城店
住所:東京都世田谷区成城1-5-16
店主紹介
創業者の関川清(1945年12月18日東京生まれ)氏は、昭和43年、23歳の時に神奈川県戸手町に弁当店を開業。お店は大変繁盛していましたが、より大きな可能性をラーメン店に感じていたため、多い日には1日5~6軒食べ歩き、また、科学の実験のように様々な食材を少しずつ組み合わせるなど研究に研究を重ねた末に、1980年(昭和55年)4月、新高円寺駅にげんこつ屋を創業。僅か6坪、カウンターのみ13席の小さなお店からのスタートでした。
ラーメンを大衆食ではなく料理であると考えていた関川氏は、試行錯誤を重ねた結果、和風スープと白湯スープの組み合わせがベストだという結論を出しました。鶏、豚、背脂、香味野菜などを約12時間煮込んで白濁させた白湯スープと、マグロ節と利尻コンブでとった和風スープをブレンドするWスープ。90年代後半から2000年前半に一世風靡した白湯×和風のスタイルは、既にこの時点でげんこつ屋により考案されていました。
また、女性客、家族が気軽に入れるよう、衛生管理を徹底し、和の要素を取り入れた内装を手掛けました。店内ではラジオやテレビ中継でなく、ジャズを流し、90年代後半のラーメンブーム時に広まった内装やスタイルを、昭和の時代から取り入れていたのです。