RAUMEN TRIVIA ラーメントリビア
秘密尽くしのメンマと竹の子!
ラーメンのトッピングとして親しまれているメンマは、従来「麻竹(マチク)」と呼ばれる竹が原材料で、その主な生産地は台湾・中国本土です。ちなみにこの「メンマ」は、麺の上にのる麻竹という意味で麻竹という意味で麺麻(めんま)と名づけられました。
一方、一般的に日本で「竹の子」と呼ばれているのは「孟宗竹(もうそうだけ)」と呼ばれている竹で、ここ数年ラーメンにも使われる様になりました。
竹の子と言えば、地上に出るかでないかの成長度合いで収穫されるものが美味しいと認識されていますが・・・実はもっと美味しくいただけるタイミングがあるようです。
そもそもなぜ、地上に出るかでないかの成長具合で収穫されるかというと、竹の子は、猪などの外敵から身を守るため、地上に出ると「えぐみ」を出すからなのです。
しかし!竹の子は頭がよく、猪などが届かない130センチを超えると、その「えぐみ」が「甘み」へと変化し、竹の子を食べるのに最適な状態となるのです。
この話を教えてくれたのは、支那そばやの店主佐野実氏でした。ちなみに支那そばやで販売されている「むかし竹の子らぁ麺」にはこの状態の竹の子が使用されています。一度お試しあれ!