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RAUMEN TRIVIA ラーメントリビア

ラーメンのトッピングとしてふさわしいのは煮卵ではなく煮玉子である

「玉子」と「卵」。どのような違いがあるのか? ラーメンのトッピングとして人気の「ニタマゴ」は一般的に煮玉子と表記されています。稀に煮卵と表記しているお店もあるようです。
その真相を追究したくラーメン店に聞いてみたのですが、明確な回答が得られなかったので、早速調べてみました。

以前、お世話になった養鶏関係の方に質問をしたところ、その真相は以下のような回答を得ることができました。
卵=生物学的な意味でのたまご※孵化(フカ)して育つことを前提としたものを「卵」と言い、魚や虫のたまごも「卵」になります。玉子=食材としてのたまごという使い分けがされているそうです。

そして、養鶏関係の方から更なるおこぼれトリビアを伺いました。
そのトリビアは、なんと! 「玉子」が造語だというのです! そもそも、その語源は江戸時代に紐に通した玉飾りの「玉」から来ているようです。玉は宝石のようにすぐれて美しい、丸いものの意味のようで、目玉、玉の肌などの玉と同じ使い方をし、丸くて価値のあるのが「玉」です。「子」は子供の子で「玉子」となる説と、「愛称」という2つの説が存在するようです。
また、商人は玉子を略してギョク(玉の音読み)といったりします。

余談ですが、半玉といえば若い芸者のことで、半人前の意味。人間も玉子のように丸みが出てこそ、価値があるということのようです。

今回のトリビアはラーメンから少し派生したお話ですが、中々奥の深い話ではないでしょうか?