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ニュースリリース 2023.02.17

環七ラーメン戦争を勝ち抜いた"背脂醤油とんこつ"の老舗 ラー博「あの銘店をもう一度"94年組"」第2弾は環七「野方ホープ1994」

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新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区、代表取締役:岩岡 洋志)は、30周年を迎える2024年へ向けた取り組みとして、過去に出店した約40店舗の銘店が出店するプロジェクト「あの銘店をもう一度」を開催。2022年11月7日(月)からは、1994年のラー博開業時の8店舗が(現在出店中の熊本「こむらさき」を除く)、3ヶ月前後のリレー形式で出店する「あの銘店をもう一度"94年組"」がスタート。
"94年組"第1弾「支那そば勝丸」に続く第2弾として、2023年3月2日(木)~7月17日(月)まで、環七「野方ホープ」が出店します。今回の出店では、野方ホープの成長を支えてきた側近達が1994年当時の味を再現し、今は亡き創業者の小栗冨美代氏に捧げます。詳細は下記をご参照ください。


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●野方ホープの歴史
創業者・小栗冨美代氏は、1988年、環七ラーメン戦争の真っ只中に野方ホープを創業。環七沿いの西武新宿線の野方駅、中央線の高円寺駅のどちらからも遠く、人通りの無い場所にある僅か10坪の小さなお店でした。飲食店として成功するのは難しい場所でしたが、独学ながら試行錯誤の末に誕生した「"こってり"だけど"すっきり"」した唯一無二の醤油とんこつラーメンで勝負をしました。
また、何度もお越しいただくお客様には「いつもありがとうございます」と顔を覚え、遠方からくるお客様には「遠方からありがとうございます」と、当時ラーメン店ではあまり意識されていなかった温かい接客を心がけました。
女性店主ならではの温かい接客、そして一度食べたら病みつきになるラーメンにより、徐々にお客様が増えていき、創業から4年が過ぎた頃には、僅か11席の店舗ながら、多い日で1日700人ものお客様が訪れる大繁盛店となりました。


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●新横浜ラーメン博物館への出店
当館が小栗氏に出店の話を持ち掛けたのが1992年4月27日。度重なる交渉の末、当館への出店に合意していただきました。そして1994年3月6日、世界初のラーメンのフードアミューズメントパーク「新横浜ラーメン博物館」がオープン。開業するや否や連日多くのお客様にご来館いただきました。
仕込みが間に合わないため、小栗氏は車で数時間仮眠をとり、仕込みをして営業するという日々を続けました。
小栗氏曰く「沢山のお客様にお越しいただくのは本当に嬉しいことではありますが、あの時は本当に大変でした。当時いた従業員もベテランではなかったので、とにかく私が常に現場に立たないと回りませんでした。」
そして1997年6月29日、ラー博を卒業。「卒業は寂しかったですが、店舗を増やしていくという私の夢の実現のため、やむをえない決断でした」とのこと。


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●新横浜ラーメン博物館 卒業後
野方ホープは、熾烈な競争が繰り広げられる日本有数の激戦区である環七沿いにおいて、今年で創業35周年を迎え、現在は都内を中心に10店舗を展開。
創業者・小栗冨美代氏は2012年にご逝去され、11年が過ぎましたが、小栗氏の夢は、小栗氏を支えてきたスタッフたちによって現在も進行中です。


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●94年当時の味の再現

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今回の出店では、創業者とともに野方ホープの成長を支えてきた側近達により「創業者がんこババアに捧げる、35年間の成長」をスローガンとして、温故知新の心を忘れず、1994年当時の味を再現します。
1994年当時と現在では、スープのベース自体は大きく変わっておりませんが、当時のラーメンの方がワイルドな味わいでした。また、現在、野方本店を除く店舗では背脂を別で取りラーメンに入れておりますが、本店同様、いわゆる背脂チャッチャ方式(背脂のブロックを平ザルで崩しながらラーメンに振りかける)で提供いたします。


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・スープ
ポタージュ感のあるスープは、豚骨、鶏に加えられるジャガイモ・ニンジン・タマネギ等の野菜によるもの。野菜類から抽出される甘みが、一般的な醤油とんこつとも背脂ラーメンとも異なる、複雑に調和した味わいを作り出します。

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・麺
スープをたっぷりと持ち上げる中太縮れ麺。複雑なスープと背脂を受け止める十分な食べ応えとなるよう、太さや加水率を最適化しています。

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・具材
チャーシューは、肉の味を最大限に引き出すため、中心温度を管理し良質な肩ロースをじっくりと焼き上げ、特製ダレに漬け込んでいます。

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「野方ホープ」の更に詳しい情報はこちら


「あの銘店をもう一度"94年組"」の第3弾以降は順次発表させていただきます。

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