東京「淺草 來々軒」 2022.05.22
【1周年企画・第3弾】冷やし中華、海老とイカの青豆炒め(6/1~6/30)
冷やし中華、海老とイカの青豆炒め
淺草 來々軒は、日本で初めてラーメンブームを起こした「來々軒」の復活プロジェクトとして新横浜ラーメン博物館にオープンし、昨年、1周年を迎えました。
來々軒の実際のメニューから様々な料理を提供する「淺草 來々軒1周年企画」、2022年6月1日(水)から始まる第3弾のメニューは、「冷やし中華」と、「海老とイカの青豆炒め」です!
※第3弾メニューのご提供は、平日のみとさせていただきます。
「冷やし中華」
焼豚、もやし、ニンジン、キュウリ、トマト、錦糸卵といった6種の具材を、酢醤油ベースのタレでサッパリとお召し上がりいただけます。具材とタレは、かつて來々軒で提供されていた冷やし中華のレシピをもとに、一部アレンジを加えて再現。昔ながらの正統派スタイルでありつつも奥深さを感じる一杯に仕上げました。
価格:1,050円
「海老とイカの青豆炒め」
來々軒の昭和3年のメニューにあった「青豆えび」を想像し、現代風にアレンジ。塩味ベースにXO醤を加え、具材はそら豆、枝豆、エビ、イカ、ブロッコリー、ニンジン、ネギで彩り豊かに仕上げました。
価格:800円
【セットメニュー】
・「冷やし中華・海老とイカの青豆炒めセット」
価格:1,800円
・「海老とイカの青豆炒め・ライスセット(ミニスープ付き)」
価格:900円
【提供スケジュール】
第1弾「中華丼、椎茸そば」 2021年11月11日(木)〜12月10日(金) ※販売終了いたしました
第2弾「肉もやしそば・肉天ぷら」 2022年2月1日(火)〜2月28日(月) ※販売終了いたしました
第3弾「冷やし中華、海老とイカの青豆炒め」 2022年6月1日(水)〜6月30日(木)
※平日限定販売
第4弾「後日発表」 2022年9月1日(木)〜9月30日(金)
※第4弾の日程は変更となる可能性がございます。予めご承知おきください。
【トピック】來々軒の冷やし中華
冷やし中華の発祥については諸説ありますが、昭和初期にはすでに誕生していたとされています。しかし、現存する來々軒のメニュー(昭和3年、昭和30年後期)にその名前はありません。
冷やし中華は來々軒で提供されていたのか?提供されていたのであれば、どのような味だったのか?「來々軒」の味を継承する希少なお店、千葉県千葉市「進来軒」店主・宮葉進氏にお話を聞かせていただきました。
Q.來々軒で冷やし中華は提供されていたのですか?
A.私が來々軒で働き始めた昭和33年には既にあって、独立した昭和44年までずっと提供されていた。
Q.來々軒のメニューに冷やし中華の名前はありませんでした
A. 6月頃から9月中旬頃まで期間限定で提供していた。夏の人気メニューで、出前でよく出ていた。
Q.どのようなメニューだったのですか?
A. タレは醤油、砂糖、酢をベースにしたもの、具材はボイルしたもやしとニンジン、ハム、キュウリ、トマト、錦糸卵で、からしを添えて提供していた。ラーメンが35円の時代に50~60円くらいだったと思う。
※宮葉氏は、來々軒を知る数少ない人物。昭和33年3月17日に八重洲にあった來々軒で働きはじめ、昭和44年に独立して進来軒をオープン。宮葉氏の「進」と來々軒の「來軒」を合わせて進来軒にしたとのこと。
[関連リンク]
■「淺草 來々軒」1周年企画
https://www.raumen.co.jp/information/news_001172.html