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日帰り不可能!日本一?行くのが困難な絶品「島ラーメン」

2017.01.28

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新横浜ラーメン博物館(所在地:横浜市港北区、代表取締役:岩岡 洋志)では、2017年3月1日(水)より北海道利尻郡にある「利尻らーめん味楽」が出店致します。
利尻らーめん味楽は、新横浜ラーメン博物館から1,568km離れた離島「利尻島」にあり、飛行機とフェリーを乗り継ぎ8時間、本店の営業時間が2時間30分のため、最も食べに行くことが困難なラーメン店の一つです。
日本三大昆布「利尻昆布」をふんだんに使った「焼き醤油ラーメン」は旨味が凝縮した極上スープです。
利尻本店は「ミシュランガイド北海道 2012特別版 ビブグルマン」に選ばれました。詳しくは下記をご参照ください。


【食べに行くのが困難な「島ラーメン」】

現在、海上保安庁が発表している日本の島は6,852島あり、本土5島と、離島6,847島で構成されています。
「利尻らーめん味楽」のある利尻島は、182.11k㎡の面積があり、日本の島嶼部として18番目に広い面積を有しています。多くの離島ではフェリーや飛行機などを使い移動しますが、便数の少なさや、時期によっては欠航も多く、予定を組んでいくことが困難なこともあります。その反面、自然の恵みを受けた豊富な食材と、本土からの食材調達の困難さから独自の知恵や工夫が生まれる点が魅力です。


【首都圏から「利尻らーめん味楽」を食べるには?】
新横浜ラーメン博物館から1,568km離れた「利尻らーめん味楽」に行くには、まず日帰りでは不可能です。
北海道民でも、島から離れたエリアでは日帰りは困難な状況です。その理由は11:30~14:00という2時間半の営業時間と、フェリーの便数によるものです。また、秋から冬にかけてはフェリーの欠航も多く、2016年10月に弊社スタッフが「利尻らーめん味楽」を訪れた際、高波の影響によりフェリーが欠航し、稚内で足止めとなりました。日本には数多くの離島がありますが、そのラーメンを食べに行くために離島を訪れるというケースはおそらく「利尻らーめん味楽」だけだと思われます。

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【日本三大昆布「利尻昆布」をふんだんに使用】
日本三大昆布は「利尻昆布」、「羅臼昆布」、「真昆布」(諸説あり)と言われており、様々ある昆布の中でも高級品として扱われています。利尻昆布は「利尻産」以外にも「礼文産」、「稚内産」などが存在しますが、利尻産がもっとも高く取引されています。しかし、利尻産の昆布は、実はほとんど市場に出回っていません。何故ならば、利尻産昆布の9割近くは、京都の料亭や関西の昆布問屋がまとめて買い付けているからです。そのため、一般的にスーパーなどで目にする利尻昆布は、利尻産以外の昆布が大半です。では、利尻産の昆布が何故美味しいのか?それは利尻島に流れ込んでくるリマン海流(寒流)と対馬海流(暖流)の2つ海流がぶつかり合うことで、粘りととろみの強い最高品質の昆布を育てるからと言われております。「利尻らーめん味楽」では、ラーメンに利尻産の昆布をふんだんに使用しています。通常、ラーメン店がこの量を使うと1,500円程度でラーメンを売らないと割に合わないのですが、店主 江刺家さんの親戚が昆布漁を営んでおり、小売り価格よりかなり安価で仕入れることが出来るため1,000円以下でラーメンを提供することが出来るのです。なおかつ、「利尻らーめん味楽」では、仕入れた昆布を3年間熟成させより旨味を凝縮させています。


【利尻昆布の旨味が凝縮した「焼き醤油ラーメン」】
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メインとなるラーメンはお客さんの8割が注文するという「焼き醤油ラーメン」です。

●スープ・・・・・昆布の旨みと動物系の旨味を加えたWスープ
沸騰する直前の温度でゆっくり20時間かけて利尻昆布を煮出したとろみのあるスープと、豚骨、鶏ガラ、野菜を煮込んだ動物系スープをブレンドしたWスープを、注文ごとに中華鍋で醤油ダレを焼いた「焦がし醤油」と合わせます。濃厚な昆布ダシと動物系の旨味が重なり合い、香ばしい醤油の香りが食欲を掻き立てます。

●具材・・・・・スープの味を引き立たせるシンプルな具材
具材はチャーシュー、もやし、メンマ、ネギ、そして味付けした利尻昆布。スープの味を引き立たせるためのシンプルなトッピングです。

●麺・・・・・スープに負けない中太の熟成ちぢれ麺
麺は、利尻昆布の旨味が凝縮された濃厚なスープに負けないよう、中太の熟成ちぢれ麺を使用。モチモチとした食感が特徴です。

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